食べます。なんといってもキノコですから。
食用キノコと一口に言っても
シイタケ、シメジ、ナメコ、エノキ、エリンギ……
と栽培も盛んにされているような身近なキノコから、
和食にはマツタケ
フランス料理にはトリュフ
中華にはキヌガサタケ
と、高級食材としても数多くのキノコがありますね。
さて実際に料理する方法となると、
あまりに多くて迷ってしまうほどです。
キノコに合わない料理法を探すほうが難しいと思います。
煮てよし、焼いてよし、炊いてもよし。
スープにサラダ、おやつにも。
そんなほとんど無数にある中でも外せないのが、やっぱり鍋。
ありきたり、素朴、単純などなど思われるかもしれませんが、
やっぱり「キノコ鍋」が一番でしょう。
キノコを鍋からあふれるほどたくさん豪快に入れて、だし汁でぐつぐつ。
取り合わせには豆腐と白菜などの野菜がヘルシーでおすすめですが、
物足りないという人には鶏肉でも豚肉でも、
肉類とも相性がいいことは言うまでもないですよね。
キノコはかつて、栄養価としてほとんど評価されず、
味や香り、季節を感じるための嗜好品と考えられえていました。
しかし、食物繊維が注目されると共に、
そのヘルシーさもあって評価をあげます。
低カロリーな上に、栄養が豊富に含まれていることがわかったので、
無理せず続けられてしかも毎日快便。
予想以上に健康的なダイエットも期待できます。
近年ではβグルカンといった成分が低下した免疫力を回復させ、
癌に対する抵抗力を作り上げることもわかりました。
おいしいうえに低下カロリーで栄養豊富。
健康食品を作っている会社が目をつけないわけがなく、
それまでにあまり重宝されることのなかったキノコたち。
しかし今ではキノコをもとにした栄養食品も販売されるようになり、
ちゃくちゃくとキノコが注目されてきています。
キノコは歯ざわりと食感が命です。
これが味をかなり左右させます。
特に傘肉部分は、キノコの中でも一番食感がよいことで知られています。
マツタケを例にあげればわかりやすいと思います。
マツタケは傘がないと非常にしょぼくれた感じになります。
それが物語るように、安売りのマツタケは大抵傘が貧相です。
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