いつも食べてばかりいるキノコ。
実は最近の調べで、もしかしたら生物ではないかとの見解も発表されています。
これが本当なら驚きですよね。
でも、カビの仲間であるならばそれもありえない話ではありません。
なにせ日々進化し、日々増え続けているキノコ。
そう遠くない未来には、キノコに足が生えて自由に
蠢いているかもしれませんね。
少し素敵な反面、本当に動き出したらちょっとキモイですね。
そのうち毒とか吹き付けられたりするんじゃないでしょうか?
それはちょっと嫌ですね。
でも、彼ら(彼女?)は一体どういうふうに存在しているんでしょう。
そしてどうやって年を重ねるのでしょうか。
キノコの生態。キノコの生活。キノコの一生。キノコの生き様
・・・ってものを知りたいと思いませんか。
キノコは糸状菌といって、菌糸という管になった細胞でできています。
菌糸は胞子が発芽して伸長したものです。
キノコから発散される胞子は風にのり、着地した場所で菌糸を伸ばします。
想像しやすいもので言うと、ちょうどタンポポのような感じになります。
ふわふわと綿毛が風にのり、新しい土地でまた新たな命をはぐくむ。
キノコが菌類にとっての花というふうに説明されるのはこのためです。
キノコなどの菌類は成長の糧を分解という作業によって摂取しています。
具体的には、植物や動物の死骸を腐らせるということです。
キノコに代表される菌類は有機物を再び無機物に戻す役割を果たしています。
光合成によって無機物から有機物を生成する植物の反対の仕事です。
生物にとっての酸素の重要性から、植物の光合成ばかりが
貴重な仕事のように扱われますが、キノコのしている分解という仕事も
自然のサイクルにとっては欠かすことのできない仕事です。
キノコがいなかったなら、森は動植物の死骸で覆われるということですから、
地味とはいえ重要な仕事を担っているのだなということが分かりますね。
こうして考えるとキノコって凄く素敵な生き様をしている
と思いませんか?私は素敵なことだと思います。 |